《有機野菜とは?》
有機野菜とは、国が規定している「有機JAS企画」に当てはまる野菜のことです。
主な特徴しては、農薬や化学たい肥を※複数年以上使用せずに育てられること、農場施設や使用器具、また農地の土に農薬や除草剤の混入がないこと、遺伝子組み換えではない野菜、といったことがあげられます。
《無農薬野菜とは?》
無農薬野菜とは、野菜を栽培している期間中に農薬や除草剤を使用せずにできた野菜のことです。有機野菜との違いがはっきりと分かりにくいですが、無農薬野菜は農薬を使ってはいけない期間が、有機野菜よりも短いということです。
例えば、今年農薬を使用して野菜を栽培したとします。そして、翌年に同じ農地を利用し、農薬や除草剤を使用せずに野菜を栽培します。すると、今年栽培した野菜は無農薬野菜ではありませんが、翌年の野菜は無農薬野菜として扱えるというわけです。
《どちらがよいのか?》
上記の説明を読んで頂いた方は、すぐ分かると思いますが、「無農薬野菜」というと響きは安全そうですが、有機野菜に比べると安全性は落ちるのです。しかし、スーパーで売られている大量生産型の野菜に比べれば農薬混入量は圧倒的に少ないので、過度に気にする必要はありません。ただ、何より安全性を重視する方であれば、有機野菜をオススメします。