付けあわせに欠かせぬシャキシャキ感が魅力
レタスはシャキシャキとした食感が魅力で、サラダや肉料理の付けあわせに欠かせない存在です。
そのはじまりについては、紀元前6世紀ごろ、ペルシャで王様の食卓に供せられていたと言われています。地中海沿岸から西アジアに分布していた野生種がヨーロッパから東西に広がったのが起源だとか。日本には奈良時代にかいチシャが渡来して、葉チシャが広まったのは1970年以降です。
日本の主流は、結球する玉レタスです。他にはサニーレタスなど、結球しないリーフレタスもあり、ちなみに玉レタスが日本に広がったのは戦後で、戦前はごく少量がレストランやホテルなどで使われる程度でした。それが洋食の普及とともに、サラダが食べられるようになったようです。
主な栄養素はカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウムなどです。また、便通の促進に欠かせない食物繊維、貧血予防効果がある鉄分、肌荒れに効果的な葉緑素も包囲府に含まれています。