ビタミンCがたっぷり抜群の栄養価が売り
ピーマンはトウガラシの一種です。トウガラシの中で辛味のないものをピーマンと呼びます。そして、大型で肉厚なものはパプリカです。ピーマンは、中南米原産のトウガラシがコロンブスによってヨーロッパに広まり、改良されて生まれたものです。一般的な緑色のピーマンは未熟果で、完熟して赤くなったものを赤ピーマンと呼び、特有の香りと甘みが強くなります。
カロテン、ビタミンC、ビタミンEなど抗酸化作用の強い栄養素に恵まれ、中でもビタミンCの含有量はトマトの約4倍もあります。アンチエイジング効果にも期待大です。そして、香りの成分であるピラジンは血液をサラサラにし、脳梗塞や心筋梗塞の予防にも効果があります。
赤ピーマンは、抗酸化作用の高い赤の色素、カプサイシンが多く、緑色のピーマンと比べてビタミンCは約2倍、カテロンは約3倍。青臭さが少なく甘みも増します。他に甘みの強いうフルーツピーマン等もあります。