栄養価が高く低カロリー、美肌効果も期待できる野菜
クセがなくさまざまな料理に活用できるズッキーニ。外見はキュウリに似ていますが、実はカボチャ(ペポカボチャ)の仲間です。カボチャは完熟後に食べますが、ズッキーニは開花後4～7日ぐらいの幼果を食べるのが一般的です。繊維質が多いため成長すると食用に適さないからです。
16世紀ごろヨーロッパに持ち込まれ、現在のような細長い形は19世紀後半のイタリアで改良されたものです。日本では80年代から栽培されており、なじみのある緑色の緑果種の他、黄果種があり、洋ナシ型の品種もあります。オリーブオイルなどとの相性がよく、炒め物にしたり、ピクルスなどに利用します。そのため免疫力の強化や風邪の予防、粘膜の保護にも効果が期待できます。また、ビタミンＢは血液の循環をよくし、体に溜まった余分な水分を排泄してくれるので、むくみ解消や血行促進による美肌効果も大いに期待できるでしょう。
