シミを防いで便秘解消、女性に嬉しい美容野菜
ジャガイモは南アメリカのアンデス山脈が原産地です。紀元前から栽培され、先住民の主食として食べられていました。日本には安土桃山時代にジャワのジャカタラから長崎に伝わったとされています。ジャガタライモが転じてジャガタライモという名前が付きました。当時は鑑賞・飼料用で、淡泊な味だったために日本の料理には適さず、あまり関心を持たれませんでした。
現在は5～6月に出回るシンジャガと冬季に収穫されるものがあります。その他の季節のものは低温で保管・貯蔵されたものです。
栄養面では「畑のリンゴ」と言われるほどビタミンＣが多く、豊富なでんぷん質がビタミンＣを保護するために加熱しても壊れにくいです。品種により加熱による変化は多種多様です。ほろりと崩れる食感が好みなら男爵やインカのめざめなどを、ねっとりとした食感が好みならキタアカリなど、品種を使い分けましょう。また、ビタミンB1により代謝がアップし、免疫力を高め、シミの元になるメラニン色素の発生酸素を防ぎます。
