ニンニク

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ニンニク

ウィルスをも撃退するパワフルな野菜!

ニンニクの原産地は中央アジアです。ニンニクは紀元前2世紀に中国に伝えられ、日本には平安時代に朝鮮半島経由で渡来した野菜です。食用してふきゅうしたのは、第二次世界大戦後からのことと言われています。

国産品のほとんどが青森県産であり、ホワイト六片や壱州早生などが最も多く栽培されています。地下茎が肥大した部分を一般に食用としますが、若い葉を食べる葉ニンニクや、若い茎を食べる茎ニンニクなどもあります。

スタミナ補給で知られるのは、ビタミンB1が多く、強い臭いと辛味成分であるアリシンと結びついてアリチアミンとなり、ビタミンB1の吸収率が上がるためです。また、加熱するとアリナーゼという成分が失活し、独特の香りに変化し、じんわりと甘みが出てきます。

薬効としては、殺菌効果が非常に高く、風邪などのウィルスにも効力を発揮します。消化機能を健全にし、血液をサラサラにしてくれる働きを持っています。また、硫黄やリンも豊富なので、疲労回復や滋養強壮効果も抜群です。

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