トマト

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トマト

赤色に栄養がぎゅっと詰まった優良野菜

トマトの産地は南アメリカのアンデス高地です。16世紀にヨーロッパに渡ってから世界に広まった野菜で、通年出回っていますが、本来の旬は春から夏です。トマトの生長は日照時間と生育日数で左右されるので、夏のトマトは早く生長し、大きめで水分が多く、あっさりとした味です。一方、春や秋のトマトはゆっくりと生長するため、小ぶりですが、その分、味の凝縮感も高くなっています。

現在まで、品種の変遷を繰り返し、店頭に出るまで追熟させる「青もぎトマト」、酸味が薄く、果肉が多くて崩れにくい「ファースト系トマト」と続き、甘さと適度な酸味を持つ完熟トマト「桃太郎」の登場で大人気となりました。

トマトの赤い色は、機能性成分(フィトケミカル)の一種であるリコピンによるものです。一般的に、赤色が濃いものの方が多く含まれており、カテロンよりも強力な抗酸化作用があります。一度にたくさんの量が食べられるため、栄養素を効果的に摂取できます。

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